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パーソナリティを務めているラジオ番組『GOOD NEIGHBORS』が始まって、今年で6年目になります。タイムテーブルが決まっている生放送のラジオを続けているからか、プライベートでは時間の枠に囚われすぎないような過ごし方を心がけていますね。もちろん子供を送り出さないといけない朝はそんなことも言っていられませんが、日が暮れてきたらキャンドルをつけてリラックスしてみたり……。好奇心の赴くままの過ごして感じたことは、生放送の仕事にも生かされていると思います。私にとっては生放送もプライベートも地続きなんです。
番組に来てくれるゲストとの会話でも、同じように枠を少しだけはみ出ることを意識しています。もちろん最低限のラインは守りつつですが、保守的になりすぎても面白くない。好奇心に従って少しだけ枠をはみ出すことで生まれるコミュニケーションを楽しんでいます。動物的な勘を頼りに、「気をつけすぎない」ことも時には大事ですね。
私がラジオでお届けしたいのは、“心地よい空間”です。平日の午後の時間、リスナーには色々な人がいるはず。そのみなさんが1日を気持ちよく過ごすエネルギーになるような声を届けるために、私自身もエネルギッシュでありたいですね。
私は心と体を使い切った状態で1日を終えられた方が、リフレッシュできてスッキリするんです。仕事から帰ってからも、趣味の料理や絵、今ハマっている庭づくりなど、何かしら手や頭を動かす気軽なクリエイティブの時間を作るようにしています。ラジオでお届けしている“声”は形としては残らないけれど、目に見えないものを“作っている”という感覚は共通しています。何かに集中したり一生懸命になるとつい自分のことを蔑ろにしてしまいがちですが、ちゃんとリフレッシュする時間を作ることの大切さに仕事を続けてきて気がつきました。
ゲストに様々な人を迎えてお話をする生放送を続けているので、「話のネタが尽きることはないですか」と大変そうに思われることもあるのですが、そんなことはないんですよ。リスナーの代表として、ゲストと向き合っている気持ちでやっています。自分にとってはすっかり当たり前になっているけれど大切に続けてきたのは、好奇心に忠実であること。新しいものに出会った時には、まず心身から本気で向き合うようにしています。相手と向き合ってお話をしていると、好奇心の入り口が何かしら見つかるものです。
日々たくさんのゲストを迎えてお話をさせてもらえるラジオの番組のおかげで、自分の人生が、何倍も充実したものになっているようにさえ思います。好奇心を大切にして“感じ”、“考え”、“伝える”のが仕事になっているから、“巡りが良い”状態を保てているのかもしれません。
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「とても軽くて驚きました。明るいブラウンカラーが、かっちりしすぎず印象を引き締めてくれるのがお気に入りです」
大学卒業時に、東京のFMラジオ局 J-WAVEでナビゲーターデビュー。以来、10年半務めた平日朝のワイド番組「BOOMTOWN」をはじめ、現在は「GOOD NEIGHBORS」を担当。ラジオのパーソナリティのほか、MC、ナレーション、トークイベント出演、また、エッセイ執筆、朗読、音楽、作詞なども行う。
「自分が好きなもの、やっていること、日々の過ごし方……外に対してではなく自分自身への個性の気づきがあるのはすごく幸せなこと。個性に気づくことで自分の価値観をも大事にできると思うので、『STAY MYSELF』はそのきっかけになるいいコンテンツだなと思いました」
