ファッションと接客が好きで、アパレルの販売員を長くやっていましたが、お客様にもっと自由な提案をしたいと考えてフリーランスの道へ。パーソナルスタイリストとして、企業でコーディネートの提案をしたり、店頭に立ってお客様を直接スタイリングさせていただくことも。私が仕事で大切にしているのは、「嘘をつかない」ということ。店頭に立たせてもらう際にも、お客様に最善の提案をさせてもらえるよう、クライアントとはよく話し合うようにしています。フリーランスになり、Instagramを通して様々な出会いがありました。フォローしていただいている人数が増えた今は、その影響力を少しでも役立てるために、昔から続けている保護犬の活動についても発信するようにしています。
うちにいる犬たちはみんな保護犬。保護活動をしていることを、「すごい」「えらい」と言っていただくこともあるのですが、私からすると、困っている子と出会ったから助けているだけで、特別なことをしていると思っていないんです。幼少期から実家で捨て犬を育てていたこともあり、私にとってはそれがあたりまえなんですね。
ボランティアは、特に生き物を相手にする場合はお金も時間も必要なアクションになります。だからこそ、「できる事を、できる人が、できる時に」やるべきだと私は思うんです。SNSを通してみんながアクションを起こせるような呼びかけや場づくりをしたり、多少なりとも影響のある発信ができる立場として、発言への責任感を忘れないようにしたいです。
いつも一緒にいる犬たちや夫、自分たちが生きているこの地球の自然環境など、周りの環境にはあたりまえに感謝しているけど、そのありがたみって油断すると見落としがち。その感謝を忘れないように、いつも言葉や行動でちゃんと示すようにしています。
犬や猫たちの保護活動を始めるようになってからは、ネガティブな言葉や表現を使わずに、ポジティブに変換して発信することもすごく大事だと感じています。保護犬活動は向き合えば向き合うほど、辛い現実を目の当たりにします。でも誰かを悪者にするんじゃなくてできるだけハッピーな部分を発信して関わる人を増やしていきたい。身の回りのポジティブで幸せなことに常に目を向けていたいですね。
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「本当に軽くてまるで着けていないみたい。バリエーションがあるから自分に合うメガネを見つけられるのが良いですね」
1976年7月19日生まれ。アパレル企業を経て2013年にパーソナルスタイリストとして独立。以後、業界から評価を受け、2016年には著書も発売するなどその活躍の場を広げている。自身のインスタグラムでは、愛犬の様子のほか、保護犬のために活動する様子も発信している。
「『STAY MYSELF』に登場する皆さんはそれぞれ個性的で、ありのままに生きているのが素敵だなと思いました」