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映画「Shall We ダンス？」で俳優の方々が楽しそうに踊る姿を見てモダンバレエを始めたのが6歳のとき。今はコンテンポラリーダンスのソロダンサーとして、他ジャンルとのコラボレーションや舞台芸術作品、メディアなどに振付・出演しています。
コンテンポラリーダンスに出会うまではコンクールなど技術に点数がつく世界で踊ってきました。一方でコンテンポラリーダンスの世界は「動きの美しさや価値感は人それぞれ」。枠にとらわれることがありません。多様なバックグラウンドを生かした表現ができるので、踊っていて楽しさにも上限がないんです。
ダンスは長い歴史を持つ芸術ですが、踊っているとその大きな歴史の一部になったような気持ちになれます。
ダンスは私の仕事でもあるのですが、踊っている時にかく汗はとても気持ち良くて心身の開放、ストレス解消にもなっています。でもコロナ禍になってからは特に、踊ることと同じくらい考える時間を大切にしているんです。トレーニングする時間を増やして身体と向き合ったり、映画や美術館に行ってインプットする時間をたくさん作ったり……。ダンスの表現は、過去の記憶や社会状況から影響を受けて変わっていくものですが、同じくらい人とのコミュニケーションからも影響されるので、人と会う時間や新しい出会いも大事にしています。
ダンスを生業にできているのも、良いタイミングで舞い込んできたチャンスや、周りからの縁をキャッチしてきたから。様々な巡り合わせを感じながら、私も何か新しい刺激を生み出す人でありたいと活動しています。
常にサポートしてくれるこのダンスハウス「Dance Base Yokohama」もそうですし、気にかけてくれる家族や友人など、周りに“あたりまえ”のようにある環境には常に感謝していますね。
人に優しくできないことは必ず自分に返ってくるし、余裕がないと心身に疲れが溜まり不調の原因にもなりかねません。忙しない世の中で少しでも心地よく生きていくために、あたりまえの巡り合わせや新しい挑戦をこれからも大切にしていきたいです。
メガネ：LMF-22S-022 284
私にとってメガネは自分と外の世界を分けるフィルターのようなもの。このメガネはとても軽いので着けたまま踊れそう。
協力：Dance Base Yokohama
自身の作品を発表しながら劇場、音楽ライブ、メディアなど様々な領域で活動。またダンサーとして笠井叡はじめ多数振付家作品に出演、海外ツアーに参加。近年はオーケストラ、他ジャンルのアーティストとのコラボレーション、映画への振付など。第2回セッション・ベスト賞、第6回エルスール財団新人賞受賞。めぐりめぐるものを大切にして踊っている。
https://kogurekaho.com/
「“好き”だけではやっていけない苦労もたくさんあると思うので、“好き”を超えた皆さんの活動を『STAY MYSELF』で知ることができて良いなと思いました。一人一人の活動を尊敬しますし見ていて元気付けられます」
