2024/01/12

アジア初!JINS新社屋に、空気を浄化する画期的なアート”Fabbrica dell’Aria®”導入

株式会社ジンズホールディングス(東京本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:田中仁、以下JINS)の神田の新社屋に、イタリア発の植物をバイオフィルターとする植物ろ過システムFabbrica dell’Aria®(ファブリカ デラリア、英名:Air Factory)をアジアで初めて導入しました。

世界的キュレーター長谷川祐子氏監修!
イタリアを中心にヨーロッパで多数導入実績のある最先端システムが、アジア初導入

2023年5月に、未完成部を残しながら新社屋に移転したジンズホールディングス。昨年末には、従業員のクリエイティビティをさらに高めるため、日本が誇る世界的キュレーターである金沢21世紀美術館館長の長谷川祐子氏に監修いただき、アートを設置しました。その一つが、5階の執務フロアに完成したアジア初となるFabbrica dell’Aria®(以下「ファブリカ デラリア」)です。
ファブリカ デラリアは、室内の空気を清浄化することを目的とした、完全に自動化された植物ろ過システムです。科学者であるフィレンツェ大学教授のステファノ・マンクーゾ氏が率いる国際植物神経生物学研究所 (LINV) で実証された実験結果を、フィレンツェ大学からスピンオフして生まれた、デザイナーと植物学者で構成されるシンクタンクであるPNAT(ピナット)が、具現化し実用化しました。環境意識の高いヨーロッパでは既に多くの公園や店舗に設置され、2015年には国連および CNR (Centro Nazionale di Ricerca) の「アグリビジネスのための革新的なアイデアと技術賞」を受賞するなど、大きな注目を浴びています。

オフィスの空気を浄化し、インスピレーションを与える全く新しいスタイルのアート

先進国では人々は1日平均22時間を建物の中で過ごしていると言われており、PNATによると、一般的には大気汚染は屋外のみで影響を及ぼすと思われがちなものの、実は建物内の空気の方が屋外よりも汚染されているということです。
ファブリカ デラリアのガラスケースの中には厳選された植物が収められており、室内の汚染された空気は、基材と植物で構成されたフィルターに通されます。この間、汚染物質は根と葉の両方で分解、吸収されます。各設備には、環境データと汚染物質除去の効率をリアルタイムで可視化するセンサーが装備されており、常に空気の環境品質をオンラインで把握することができます。
JINSのファブリカ デラリアは、約8.22㎡の植物プールと、ファブリカ デラリアの心臓部である約4㎡のスペースを占めるガラスケース2パーツで構成されています。カシワババンビーノ、モンステラなど多彩な91鉢もの熱帯植物が、土ではなく軽石や純粋ゼオライト、活性炭の混合物に植え替えられて自生し、空気を浄化しながら、新しい形のアートとしてJINSの新社屋にインスピレーションをもたらしています。