2023/10/11

“近視のない世界”を目指す「もっと外遊びプロジェクト」関西エリアでも始動!大阪堺市のNPO法人へ「JINS見る育プレーカー」を寄贈

株式会社ジンズ(東京本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:田中仁、以下JINS)は、近視進行抑制の観点から外遊びを支援する「もっと外遊びプロジェクト」の一環として、外遊びを届ける車「JINS見る育プレーカー」の寄贈第二弾を2023年10月8日(日)にNPO法人「子どもと遊びを育むまちづくりプロジェクトKid’sぽけっと」(以下Kid’sぽけっと)へ行いました。

子どもの近視の増加、遊び場の減少。「外遊び」支援を通じて近視のない世界へ

JINSでは、2050年をマイルストーンとしたサステナビリティ目標のひとつに、“近視をなくす。目を通じた、幸福の追求を。”を掲げており、これまで太陽光に含まれる「バイオレットライト」に着目するなど、近視進行抑制に関わる研究や、未来を創る子どもたちの“見る目を養う”活動「見る育」に取り組んでいます。
近年、子どもの近視の増加が社会課題となる中、日常生活で取り入れられる近視進行抑制のひとつとして「1日にできれば2時間は外で遊ぶ」ことが推奨※1されています。一方で、子どもの遊び場が減少するなど外遊びを取り巻く環境を見直す必要性が高まっています。そこでJINSは近視進行抑制の観点から外遊びの大切さを伝え、子どもが安心して外遊びをできる機会や遊び場の創出を支援することを目指して2022年より「見る育」の一環として「もっと外遊びプロジェクト」を始動しました。第一弾として、2022年7月にオリジナル遊具を載せて外遊びを届ける車「JINS見る育プレーカー」を東京都世田谷区の認定NPO法人「プレーパークせたがや」へ寄贈。世田谷区内の公園への定期的な訪問に役立てられています。この度第二弾として、大阪府堺市で屋外遊び場の運営などを行う「Kid’sぽけっと」へ寄贈を行いました。なお本プロジェクトは、環境保護対策の一環として有料化したショッピングバッグの年間約70万枚分の代金を活用し、持続可能な社会づくりに還元しています。

オリジナル遊具「ビッグ見る育かるた」を載せた「プレーカー」で地域へ外遊びを届ける

JINS見る育プレーカーは子どもたちに親しみをもってもらえるよう、車体にオリジナルのイラストをプリント。日本の伝統的な遊びや人気の遊び、さらにメガネをかけた子どもの目から幻想的で楽しい光景が浮かび上がるシーンが描かれています。車内には「Kid’sぽけっと」が所有する遊び道具の他、JINSが寄贈した「ビッグ見る育かるた」を搭載。遊びながら目や光、近視に関する知識を身に付けられるオリジナルのかるたで、外遊びにもぴったりな巨大な絵札が特長です。今後、本プレーカーは「Kid’sぽけっと」が所有し堺市内を中心に外遊びの機会を創出する活動に役立てられます。

お披露目会に地域の親子総勢184名参加!外遊びを楽しむプログラムも開催

寄贈を記念して、目の愛護デー(10月10日)目前の2023年10月8日(日)に堺市立ビッグバン敷地内交流広場にて地域へのお披露目会を実施。地域の親子総勢184名が参加しました。プレーカーが登場すると子どもたちからは歓声が。「ビッグ見る育かるた」遊びでは、読み手の声に集中する顔、札をとった時の誇らしい笑顔など子どもたちの活き活きとした表情が見られました。会場には、他にも昔遊び、大工さんごっこ、廃棄予定だったデモレンズ※2を再利用したクラフトなど様々なコーナーを用意し、外遊びの楽しさを体験してもらう機会となりました。

※1 出典 近視研究会「学童の近視進行予防7項目」
※2 フレームの型崩れなどを防ぐために店頭に並ぶメガネに取り付けられているプラスチック製のプレート