2023/04/24

山形の自然を活かした伝統と学生の創造力が織りなす新空間「JINS山形白山店」4月26日(水)オープン

株式会社ジンズ(東京本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:田中仁、以下JINS)は、山形県山形市にロードサイド店舗としては市内初となる「JINS山形白山店」を2023年4月26日(水)にオープンします。

山形の伝統工芸「組木」と高窓で、光に包まれながらゆったりと過ごせる空間に

山形県山形市は、森林が県土の約7割を占める山形県の中心地です。県内4店舗目、山形市内では初のロードサイド店舗として、市街地にあるJR山形駅と自然豊かな蔵王連峰に向かう道路が交わる立地にオープンします。
店舗設計は、市内の東北芸術工科大学で教授を務め、山形市のクリエイティブ産業の発展に尽力している建築家の馬場正尊氏と建築家の白石洋子氏が担当。「Creative Crossing」をコンセプトに、山形県の自然や伝統、地域の人々の繋がりを活かすことで、幅広い年代のお客様がゆったりと過ごせる居心地の良い空間を目指しました。
店内でひときわ目を引くのは、県産木材で柱や梁を組んだダイナミックな架構。この架構は、山形県の伝統工芸技術で木を組むことで幾何学模様を作る「組木(くみき)」をモチーフにしています。また、店舗正面に高窓を設けて全面ガラス張りにすることで、自然光が店内を柔らかな明かりで包み込みます。加えて、店内からは蔵王連峰など自然豊かな景観を、屋外からは組木など温かみのある店内を見ることができます。さらに、広々としたギャラリースペースでは、今後、地域との繋がりを感じられる空間として活用する予定です。

東北芸術工科大学の学生公募で選ばれた待合ベンチとグラフィックを設置

地域の人々との繋がりを大切にしたいという思いから、JINS初の試みとして、地元の東北芸術工科大学と産学連携で、空間演出に取り組みました。
店内に設置する待合ベンチやグラフィックは、同大学の学生を対象に実施したデザインコンペティションの受賞作品。待合ベンチは、同大学の大学院修士課程 建築・環境デザイン領域2年(応募当時)の清水海斗さんの作品「Rail chair」です。「プラレールのように、木と木、人と人、地域を繋ぎ合わせる」をコンセプトにデザインされた同作品は、組み替えることで一人用や複数人用のベンチや、棚や机としても利用できます。グラフィックは、同大学のグラフィックデザイン学科 2年(応募当時)の小松世奈さんの作品「はじめまして」です。メガネをかけることで今まで見えていなかったものや景色が見えるようになることを、メガネのフレームから乗り出す人々を描くことで表現。メガネをかけた時のワクワク感が描かれた同作品は、壁面に飾るとともに、視力測定スペースのパーテーションのデザインにも使用しています。