2018/06/04

JINS Design Project第2弾はコンスタンティン・グルチッチを起用

株式会社ジンズ(東京本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:田中仁、以下JINS)は、“メガネの定義を問い直し、メガネの本質からデザインする”をコンセプトに「JINS Design Project(ジンズ デザインプロジェクト)」に取り組んでいます。
2017年10月には、第1弾としてJasper Morrison(ジャスパー・モリソン)と協業したメガネを発売。続く第2弾として、世界的に活躍するプロダクトデザイナーKonstantin Grcic(コンスタンティン・グルチッチ)と協業したメガネを2018年6月14日(木)より、全国のJINS店舗およびJINSオンラインショップ(https://www.jins.com)で発売します。

メガネの起源、ラウンドのもつ背景に着目

今回協業するのは、ドイツを拠点として世界的に活躍するプロダクトデザイナー、コンスタンティン・グルチッチ。彼自身15歳からメガネをかけていますが、メガネのデザインは初めての取り組みです。彼は、メガネに関するリサーチを重ね理解を深める中で、メガネの起源のかたちであり、歴史上多くの著名人に自分らしさを際立たせるアイテムとして選ばれてきたラウンド型に着目。ラウンド型は「アノニマス、ベーシックでありながら同時に強いステイトメントを秘めているかたちである」という考えのもと、ラウンド型のみにベースを絞り、現代的解釈を加えることで、8型もの多様なスタイルを持ったデザインを生みだしました。

JINS渋谷店では特別展示や数量限定メガネケースも

また発売を記念して、旗艦店であるJINS渋谷店にて、コンスタンティン・グルチッチがデザインしたメガネケースを数量限定で販売します。さらに2018年6月15日(金)~7月16日(月)の期間、同店2階のイベントスペースにて「JINS×Konstantin Grcic Exhibition」を開催。デザイン過程におけるスケッチや3Dモックアップなどが展示される貴重な空間となっており、インタビューなどをまとめたブックレットも本展示ご来場者様限定でお持ち帰りいただけます。

JINS Design Projectに取り組む背景と想い

“Magnify Life(マグニファイ・ライフ)=人々の人生を拡大し、豊かにする”をビジョンに掲げるJINSは、2001年にアイウエア業界に参入し、“機能性アイウエア”という新市場を創出するなど、業界にイノベーションを起こしてきました。デザインという側面からも常に新しい取り組みを続け、著名なデザイナーや建築家、クリエイターとも協業しながら商品や店舗、ワークスペースなど多角的に新しい価値を生み出し続けています。

 

誠実で妥協しない製品をつくり、人々に喜びをもたらしたいと考えるJINSにとって、メガネにおけるデザインの持つ役割は非常に重要です。メガネのデザインは、快適なかけごこちを左右するだけでなく、かける人の印象を大きく左右し個性の一部となり、かける人の心にも作用するものであることから、常にメガネのデザインを追求し、デザインの可能性を拡げていきたいと考えています。

そんなJINSが、昨年より始動したJINS Design Projectは、これまでのメガネの定義を問い直し、形状や素材から再構築することで、これからの時代に価値あるメガネをつくり出していこうとする取り組みです。第1弾、第2弾以降も継続的なプロジェクトとして、世界的デザイナーと協業した商品を発表していく予定です。JINSは、独自のアプローチで多くの人の生活を豊かにしてきたデザイナーたちとの対話を通じ、これからの時代に価値あるメガネを生み出し続けます。

独自のテンプレートに描くことで生まれた8種の多様なスタイル

コンスタンティン・グルチッチはこれまで、不要な要素はそぎ落とし、意義を持ちながらもシンプルで、より多くの人々に使ってもらえる高品質のプロダクトを生み出してきました。そんな彼にとって異なる一人ひとりの顔にフィットするメガネをデザインすることは、非常にチャレンジングな取組みでした。

メガネの起源と切り離せないベーシックな存在であると同時に、アイコニックで象徴的な存在でもあるラウンド型にベースを絞ったのち、彼はできる限りのアイディアの可能性を探ろうと考え、まず「眼」の部分を描いたテンプレートに、好奇心に導かれるままにさまざまなフォルムをペンで描き、検討を重ねることで8つのデザインにたどり着きました。有機的、幾何学的なフォルム、既存のメガネの再解釈を試みたものなど、アプローチも異なり、それぞれにコンセプトを表すネーミングがつけられています。

JINSと対話を重ねる中で、メガネを手にした際にデザインに込めたエモーショナルな面を実感してもらえる、美しいディテールの実現を目指し、製品としての最高のクオリティとのバランスに細心の注意を払いながら何度も修正を行いました。 美しさと快適なかけごこちを両立するための最適な素材や仕様など、JINSの知見も最大限生かされています。