2019/03/06

株式会社オトングラスへの事業協力を開始

株式会社ジンズ(東京本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:田中仁、以下JINS)は、ビジョンである“Magnify Life”(マグニファイ・ライフ=人々の生活を拡大し、豊かにする)を実現する活動の一環として、文字を読むことが困難な人のために開発された、文字を音声で読み上げるスマートグラス「OTON GLASS(オトングラス)」の研究開発・製造販売を行う株式会社オトングラス(本社:東京都千代田区、代表取締役:島影圭佑、以下オトングラス)への事業協力を開始しました。

誰もが読むことを楽しめる世界を目指して

JINSはこれまで、見ることを通じて人々の生活を拡大し、豊かにすることを目指して、ブルーライトから“眼を守る”という新たな価値を提案したPC用メガネ「JINS SCREEN」や“自分の内側を見る”がコンセプトのセンシング・アイウエア「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」など既存の概念に捉われない革新的な製品を生み出してきました。
一方オトングラスは、島影氏が父親の失読症をきっかけに、誰もが文字を読むことができる世界を実現したいと「OTON GLASS」を開発。2017年に受注生産での販売を開始して以来、メガネ部分に搭載されたカメラで撮影した文字を読み上げるという革新的な仕組みとメガネ型ならではの使いやすさで注目されています。
今回の事業協力は、“文字を読む能力を拡張する”メガネによって、誰もが「読む」ことを楽しめる世界を実現し人々の生活を豊かにしたいという想いがJINSのビジョンに共鳴するものであったことから実現しました。

アイウエアブランドとしての知見やノウハウを提供

今後JINSは、「OTON GLASS」の製品改良や量産化へ向け、これまでのアイウエアブランドとしての知見やノウハウなど様々なリソースを提供していく予定です。具体的には、製品改良におけるメガネのかけやすさやデザイン性向上のアドバイス、より多くの人に製品を手に取っていただくための量産体制に向けた支援などを予定しています。
JINSは今回の取組みを通じて、オトングラスが進める社会的に意義のある事業を自社の知見を活かして支援することで、より多くの人の生活を豊かにすること目指してまいります。