2018/07/27

デジタル環境およびICT教育における親の意識調査発表

株式会社ジンズ(東京本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:田中仁、以下JINS)は、小学生向けプログミング教育事業を展開する株式会社CA Tech Kids(読み:シーエーテックキッズ、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:上野 朝大)と、“未来を創造していく子どもたちの眼を守る”ための「見る育(ミルイク)プロジェクト JINS×Tech Kids School」を発足いたします。プロジェクトの一環として「デジタル環境およびICT教育における親の意識調査」を実施しました。
現在、小学校の2020年プログラミング授業の必修化に代表されるように、子どものICT教育*の推進によって教育環境におけるデジタル機器の利用頻度が増加しています。本調査では近年、変化している子どものデジタル環境および教育環境における親の意識を調査しました。

*「ICT教育」は、情報通信技術(ICT)を教育で活用することです。文部科学省では、平成28年文部科学白書で「教育におけるICT(情報通信技術)の活用は、子供たちの学習への興味・関心を高め、分かりやすい授業や子供たちの主体的・協働的な学びを実現する上で効果的であり、確かな学力の育成に資するものです」として、ICTの活用を推進しています。

■調査結果のサマリー

①ICT教育の変化とデジタル機器の活用状況
・親の時代に1割未満だったICT教育は、現在、3人に1人が受けている。
・学習ツールとしてのデジタル機器利用は今後も上昇が予想される。
・ICT教育実施率は一般と会員で2倍近い差。

②デジタル環境による子どもの健康・発育に対する影響
・半数以上の親が、デジタル環境が子どもの健康・発育に影響あると感じている。
・「眼」への影響を気にする親が最も多く、9割以上。
・デジタル機器使用で訴える不調は「眼」が際立って多い!不調を訴えたのは4割以上。

③デジタル機器使用時の対策意識
・デジタル機器使用時の対策に必要性を感じながらも、対策ができていない親が半数以上。
・子どものデジタル機器使用時の対策意識は、一般と会員では違いが出る結果に。
・医師や専門家、学校関係者からの対策方法の指導を希望する親は、6割以上。