メガネの基礎知識

メガネのパーツ
  • プラスチックフレーム

    フレーム全体またはフロントの主要部分がプラスチックで作られているものを言います。
    現在はアセテートが主流ですが、20年ほど前まではセルロイドという素材が多く使われていたのでその名残で「セルフレーム」と呼ぶこともあります。

    プラスチックフレーム

  • メタルフレーム

    フレーム全体またはフロントの主要部分が金属で作られているものを言います。
    使われる金属の種類によって細かい特徴は異なりますが、軽くて丈夫なので多くの方に利用されています。

    メタルフレーム

  • コンビネーションフレーム

    フレーム全体またはフロント主要部分が金属とプラスチックの組み合わせで作られているものを言います。基本的な構造はメタルフレームと同じです。
    トップリムにブロウがかぶせてあり、さらに、ブリッジ部分が金属になっているものを「サーモントフレーム」といいます。
    一般に、サーモントフレームはご年配のお客様に人気ですが、最近ではサーモントフレームと似ているが上下幅の浅い「※ブロウライン」やフルメタル以外ではナイロールなど、クラシックタイプが若者にも人気です。
    ※ブロウ:語源は「眉」メガネをかけたときにフロントが眉のように見えるから

    コンビネーションフレーム

フレームのタイプ
メガネの素材

プラスチック系

カラーバリエーションが豊富なプラスチック素材
存在感があり、あたたかみのある印象を演出してくれます。

樹脂

常温では固体であるが、熱を加えると軟化して流動体となり、また冷えると固まって固体になるもの。機械的強度や耐熱性に優れていて、弾性・軽量性に優れた性質を持つ素材。

アセテート

植物性の繊維を原材料にしてできたプラスチック素材。プラスチックの主流素材の一つ。紫外線による変色が少なく難燃性を持ち、比較的軽量、透明色があり、着色性に優れている素材。

セルロイド

ニトロセルロース(硝化綿)と可塑剤となる樟脳を主原料とする合成樹脂。弾力性があり衝撃にも強く、キズがつきにくい、加工性や発色にも優れ、磨くと深いツヤがでる素材。メガネの素材では流通量が非常に少ないので希少性が高い。

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メタル系

金属を使用したフレーム。
硬質な素材感からオフィシャルできちんとした印象を与えます。

メタル

ニッケル・銅などの金属を主体とした合金。素材加工しやすく、錆びにくく汚れが付きにくい素材なので長持ちしやすいのが特徴。

チタニウム

純チタン(90%以上)で作られている。メタル(ニッケル合金)に比べ約半分の軽さ(純チタン)を持つ。 錆びにくい性質を持ち、強度・弾力性に優れている素材。

チタン合金(βチタン)

チタンとニッケル・銅などの金属を主体とした合金。チタンに比べ、熱に対する強度とバネ性に優れているのでかけ心地が良く、復元性が高いのが特徴。

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メガネのお手入れ方法

ほこりや花粉、汗、皮脂、化粧品などで、メガネは意外に汚れています。
こまめに正しくお手入れすることで、すっきりと快適にメガネをご使用いただけます。

step 1

水で汚れを洗い流す

step1 水で汚れを洗い流す A

A.流水でメガネの表面についているほこりを洗い流します。お湯の使用はレンズのコーティングがはがれる恐れがあるのでNG。

step1 水で汚れを洗い流す B

B.皮脂や化粧品などで汚れている場合は、水で薄めた中性洗剤を指につけ優しくこすり洗いをし、汚れが落ちたら洗剤が残らないようしっかり水で洗い流してください。

step 2

やわらかい布でふく

step2 やわらかい布でふく

水で洗浄後に、メガネふきやマイクロファイバーなど、やわらかい布で優しくふいてください。水で流さずそのままふいたり、粗い布などでふいてしまうと、レンズが傷ついてしまうので、お気をつけください。

step 3

正しく畳んで保管

step3 正しく畳んで保管

メガネは、(1)左側のテンプルから畳むのが正式な畳み方です。
(2)右側からだと、正しく畳むことができないため、バランスが悪く、倒れた時にレンズが傷つくこともありますので、お気をつけください。

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