コンタクトレンズの「正しい外し方」と「外れない時の対処法」
コンタクトレンズの「正しい外し方」ご存知でしょうか。力や爪を使うような間違った外し方は、目が傷つく原因になりとても危険です。
「今、まさに外れません!!」という方もいらっしゃるかもしれませんので、「外れない原因」や「外れない時の対処法」についてもご説明します。
外れない時は、慌てないで落ち着いて対処しましょう。
解説
黒目と白目の境目は少し段差があります。白目までズラすことで、レンズが浮き上がりやすくなり無理なく外すことができます。普段の外し方と違う方はイラストを参考にやってみてください。力は要りません。爪を立てたりせず、ゆっくりとレンズが下に動くことを確認してから①-④のステップで外してください。
コンタクトレンズが外れない原因の多くは、レンズが乾燥気味になり目に貼りついている状態です。
先ずは、まぶたの内側に水分を補給して潤しましょう。そのまま無理に外そうとすると角膜が傷つく原因になり危険です。
目に貼りついてコンタクトレンズが外れないときのお助けアイテムとして目薬が有効です。
目薬をお持ちでない方は、「清潔な洗面器に入れた水に顔をつけ、まばたきをゆっくり繰り返す」「蒸しタオルなどで目をあたためる(手の平で目の周りを覆うだけでも温まります)」なども有効な対処法です。
コンタクトと目の乾きを防ぐおススメ目薬
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ロートソフトワン点眼液 5ml×4本
1週間使い切りタイプ。かわいいボトルで持ち運びにも便利。
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ソフトサンティア
ひとみストレッチ 5ml×4本
ピント調節機能に加えて人工涙液型で防腐剤フリー
こんな時は無理せず医療機関を受診しましょう
コンタクトレンズを外してから、強い痛みが続く場合は無理をせず眼科を受診しましょう。コンタクトレンズを外した際に爪が角膜に当たり傷ついた、または長時間装用が原因で装用中から傷が出来ていた等の可能性があります。ソフトコンタクトレンズ装用中は、角膜が水分を含んだ柔らかいレンズで覆われているため、モイストヒーリングの影響下にあり、傷の痛みが感じにくい状態です。装用中に痛みがある場合ももちろんですが、外した後に痛みが続く場合も放置せずに医療機関を受診しましょう。